与論島の
プチ?グレートバリアリーフ帆走
過去の栄華が通り過ぎて一部はゴーストタウン化が顕著ですが
美しいバリアリーフと
ナイスホスピタリティーは健在です
「とうとぅがなし」
写真をクリックすると拡大します
▼
残念ながら梅雨に入ってしまいました
それでも...日本のグレートバリアリーフへ
ガツン!
ん? なんだ?
緊急事態....
ウミガメにヒットしてしまったようです・・・
ゲッ!
ラダーケース破損!
航跡のログです
▼
上が南(沖縄方向)
イメージはこうだった!
▼
百合が浜上陸
..........................
与論献奉(よろんけんぽう)は、与論島への客人をもてなすための儀式的な飲酒方法。その歴史は1561年に始まるとされるが、現在は主人から順に、客人全員に対して1杯ずつ酒を献上し、口上を述べてから酒を飲み干してから杯を返し、周囲の者は静かに拝聴するものとなっている。
具体的には、最初に、施行者(ホスト)が大きな朱塗りの杯に、主賓に見合った量の焼酎(基本的に島内で作られている奄美黒糖焼酎有泉のアルコール度数20°のものが選ばれる)を入れて、自己紹介と歓迎の気持ちを伝える口上(「ありがとう」は与論方言で「とうとがなし」と言う)を述べてから飲み干す。飲み終わると、杯をひっくり返して残っていない事を見せ、飲み干した杯に数滴残った焼酎は手のひらにとって自分の頭につけ、神(髪)に返す。次に、施行者は、公平に同量の焼酎を杯に注ぎ、主賓に直接渡し、主賓は自己紹介や感謝の口上を述べてから受杯して飲み干し、同じように全部飲み干したことを示し、残った数滴を神に返してから直接施行者に杯を返す。この間、客は受け取った杯を手から離して置いてはいけない。杯が施行者に戻ると、同量の焼酎を注いで次の客に対して手渡し、客は口上を述べて受杯し、飲み干し、返杯する。これを人数分繰り返して、全員が1杯ずつ飲み終わると、ご苦労杯と呼ばれる1杯を飲み干して、献奉の完了を告げる口上を言う。
いやはや〜〜呑みました〜〜(笑)
このデザイン=商標登録してなくて
第三者に先に取られて
▼
▼こうせざるを得なかった
こののんびりさが島の生活を物語ります
そして
.
.
.
また今度
Take-Off
島の皆さんにご挨拶の旋回中
Quiet Sakurajima
とうとぅがなしは、《尊・様》
生まれ島のことながら、とうとぅがなしは、
とうとぅがなしは、
「とうとぅがなし」は、
「とうとぅ」は、「尊い」。
これは惹きつけれられてでもどうしようもない、切なさを湛えた情念のことです。それが、「悲しい」や「哀しい」や「愛しい」に
ところで、琉球弧ではこの情念にまつわる言葉が、
尊称、敬称に用いられました。
きこゑきみかなし
聞ゑ君加那志
鳴響む君加那志(とよむきみがなし)
聞ゑ君加那志がよ
神加那志がよ(かみがなしがよ)
(『おもろそうし』)
神や琉球の最高神女である聞得大君を呼ぶときに、
「かなし」は、尊称の接尾語になっています。
もともと情念を表す言葉が、
尊称、敬称として使われているのです。
それが、「とうとぅがなし」にも生きています。
おもろ』のように、与論島の祭りの場でも、「とうとぅがなし」は登場します。
トオトゥ、トオトゥ、トオトゥガナシ、
シヌグの神ガナシ。
トオトゥ、トオトゥガナシ、
此ヌ屋敷ヌ 神ガナシ
(『与論島の生活と伝承』山田実、1984年)
「シヌグの神ガナシ」、「此ヌ屋敷ヌ 神ガナシ」がそうです。
シヌグの神様、この屋敷の神様、の意です。
そしてその前に添えられている言葉が、
「トオトゥガナシ」。
ぼくたちはこれを、今の言葉から、
「ありがとうございます」と理解したくなりますが、
もともとは違ったのかもしれません。
つまり、神に対する尊称として、
「神ガナシ」が使われているとしたら、
その前段に位置する「トオトゥガナシ」も、
尊称として用いられていると解釈するのが自然です。
トオトゥ、トオトゥ、トオトゥガナシ、
シヌグの神ガナシ。
これは、
尊い、尊い、尊いことです。
シヌグの神様。
宣り言のときは、
こんな情感が流れていたのではないでしょうか。
そして「尊いことです」という尊敬の念が、
日常の言葉として使われていく中で、
「ありがとうございます」に転化していったわけです。
「とうとぅがなし」は、
その意味を漢字で書けば、
「尊」、「様」なのです。
そういえば、「とうとぅ」は、
与論では、祭儀そのものの意味でも使われます。
「とうとぅびー」といえば、
お祈りするときの座りかた、正座なのでした。
近年、「とうとぅがなし」は、
「尊々我無」の字を当てられて用いられるようです。
これは当て字です。
この当て字は、当たらずと言えども遠からずというか、
遠からずと言えども当たらず、と感じます。
「尊々我無」は、「とうとぅがなし」が、
「ありがとうございます」の意味であることを踏まえた上で、
それに該当するように意訳したようなものです。
文字面としては悪くないにしても、
出自として古来から伝わる言葉に、
近年、当て字をしたものだということは
忘れたくありません。
まして、「尊々我無」と当て字をした途端、
「とうとぅがなし」の語源を、
「我を無くして相手を尊ぶこと」と解釈したら、
漢字を介したそれこそ意訳であり、
語源としては誤解になってしまうことは、
踏まえなければならないと思います。
「とうとぅがなし」は尊い島言葉ですから。
........................
ハグ!
エコロが大喜び
久しぶりの再会劇
ハグハグハグ〜〜〜
次回はワッチも連れてってくらさい〜〜
.
.