36日間
箱詰めにされた猫
ミーマウちゃん
生きていた!
よかったよかった
毎日生活を共にしているペットは家族同然だ。そんな家族の一員が突然姿を消してしまったら、安否を気遣って夜も眠れなくなってしまうだろう。
そんななか、行方不明になったと思っていた飼い猫と、感動の再会を果たした一家がいる。なんとネコちゃんは箱詰めにされて、ハワイへ船便で送られていたというのだ! しかも、36日間も飲まず食わずで生き延びていたのだから、奇跡としか言いようがない。しかし一体どうして、猫が箱詰めにされてハワイへ送られてしまったのだろうか!?
・引越しの日に姿を消した飼い猫
信じられような体験をしたのは、米バージニア州に住むアシュリー・バースさん一家だ。2014年9月9日、ハワイへ引っ越すことになっていたバース宅に引越し業者が訪れ、荷造りや作業で忙しく動きまわっていた。その同日、飼い猫のミー・マウが行方不明になってしまったのである。
アシュリーさんは、引越しで家がバタバタしていたため、驚いたニャンコが逃げ出してしまったのかと思ったそうだ。そして、滞在を3日延ばして空っぽの家で猫の帰りを待ったが、ミー・マウが姿を現すことはなかった。
・引越しから36日後、船便で送った荷物が到着
実のところミー・マウは、飼い主一家よりも一足早くハワイへ向かっていたのである。そんなこととは露知らず、突然飼い猫と別れを告げることになった一家は、悲しみに暮れていた。
それから時は経って、引越しから36日後。ハワイのマウイ島で新しい生活を始めていたバース一家の元に、本土から船便で送った荷物が届いた。
・飲まず食わずで36日間も生き延びた猫
そして、引越し業者が大量の荷物をトラックから降ろしていた時のこと。その時、信じられないことが起こったのである! 箱の一つから弱々しくミャ~と鳴き声が聞こえてくるではないか!! “まさか!” と信じられない思いで、アシュリーさんの娘が箱を開けると、なんとガリガリに痩せ細ったミー・マウが姿を現したのだ!!
・なぜ猫が箱詰めにされたのかは謎のまま
半分以上も体重が減ってしまっていた猫ちゃんは、目も開けられないほどの飢餓状態だったという。アシュリーさんは、「ミー・マウが箱に入っているとは知らずに業者がフタをしてしまったのか、意図的に箱詰めにされたのかは分からない」と語っている。
箱詰めにされる前に、ミー・マウは予防接種を受けていなかったため、3カ月間は獣医の保護下に置かれるとのこと。ハワイの厳しい動物検疫法により、適切な予防接種を受けるための措置だそうだ。
完全にミー・マウが飼い主一家と暮らせるようになるには、もうしばらく時間がかかりそうだ。それにしても、一カ月以上も水も食べ物もなく生き延びるとは、きっと飼い主に会いたい一心が猫ちゃんを支えたのではないだろうか。
にゃるほど〜
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