2019年7月2日火曜日

挑戦


NHK ....光さす海へ.... 

全盲ヨットマンの太平洋横断:良かったです、
 辛坊治郎氏との挑戦でクジラに衝突し九死に一生の
  救出から6年...岩本光弘の再挑戦、
サンディエゴも小名浜もよく知っているマリーナ
なので親近感もありました。





「前回との一番大きな違いはヨットの大きさです。今回のドリームウィーバー号はエオラス号の1.5倍の40フィートあります。このサイズになりますとかなり頑丈で安定しているので安全性が格段に高まりました。それにマストを支えるワイヤーを変えたり、どんな波がきても大丈夫なように硬いハードドジャーに変えています」
 「また、前回よりも衛星システムが進み、ヨットの現在位置を30分に一回自動的に地上に送信できる、古野電気(株)さんのポジショニングシステムを搭載することができました。このGPSプロッタというシステムを設置して航海をしますので、みんながリアルタイムで僕らがどこにいるかわかります。だから、応援してくれている皆さんと一緒に太平洋を渡ることができます」
 「さらに、体力を消耗させないためにはしっかりとしたウェアが必要です。ウェアもかなり進化していて、ヘリーハンセンさんにご提供いただきました。身体が冷えて体力が奪われますと判断力が鈍ってしまいます。それを防ぐためにもウェアは大切なアイテムです」
 ハード面以外にソフト面でも何か改善した点はあるのだろうか。

 「最善を尽くしているのは前回も一緒ですが、ダグ(ダグラス・スミスさん)と僕とで同じような事故が起こったときに2人がそれぞれ役割分担をしてどう対応するかというシミュレーションを繰り返しています。経験をプラスにして、事故に備えあらゆる想定を行って前回以上の準備を進めています」


主旨
僕の場合は夢とは命を懸けて追いかけるものだと思っています。あくまでも僕の場合なので、皆さんがそうだとは思っていません」
 「僕の人生は命を懸けて何かを成し遂げるためにあると思っています。目の見えない僕が命を懸けて夢を追うことによって、何かしら人に勇気や希望を与えることができると思っています。だからこそ、人生を懸けて挑戦する意味があるんです」
 さらにこう続ける。
 「一つ目の人生は目が見えなくなり、自殺しようとしたときになくなっています。二つ目の人生は前回の事故です。あのとき命を失っていてもおかしくなかった。そして今は第三の人生が与えられていると思っています。見えないぼくが命を懸けてチャレンジし続けることに意味があるし、ここに第三の命が与えられた目的があると思ってやらせてもらいます」







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